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ＦＰ技能士は就職に有利か
もちろん、持ってることがプラスの評価になるのは間違いないですが、FP技能士を持っていることが、就職に直結するとまではいえないでしょう。
しかし、金融機関では、入社後にFP取得が求められる可能性は高いので、就職前にFP資格を持っているということが有利に働くのは間違いないと思われます。また、業務を進めるために取らなくてはいけない業界独自の資格を取得するに当たっても、FP技能士で学んだ内容が役立つ場面はたくさんあります。
入社後も、FP資格を持っていることで、周りの人より効率よく勉強を済ますことができ、空いた時間を他の仕事を覚えるために利用できるというのも、大きなメリットではないでしょうか。
また、少数ではありますが「FP技能士募集」といった求人もでてきています。しかし、こういった求人は、「FP資格を持っていること」が求められているというよりは、「FPとしての幅広い知識や経験」を求めているケースが多いようです。
そして、独立系のFP会社などの小規模な事務所では、トップの考え方に共感できるかどうかがとても大切です。 ビジネスモデルが確立されていない日本では、FP会社といっても、その業務の内容は様々ですから、自分自身が思い描いている仕事ができるかどうかは、その会社や事務所のトップ次第になるからです。